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Nobuo Kihara
2015-12-14 08:09:47 +09:00
committed by Carsten Brandt
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commit 059bc72e48
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@ -30,7 +30,7 @@ Yii のロギングフレームワークを使うためには、下記のステ
Yii::trace('平均収益の計算を開始');
```
> Info|情報: ログメッセージは文字列でも、配列やオブジェクトのような複雑なデータでも構いません。
> Info: ログメッセージは文字列でも、配列やオブジェクトのような複雑なデータでも構いません。
ログメッセージを適切に取り扱うのは [ログターゲット](#log-targets) の責任です。
デフォルトでは、ログメッセージが文字列でない場合は、[[yii\helpers\VarDumper::export()]] が呼ばれて文字列に変換されることになります。
@ -46,7 +46,7 @@ Yii::trace('平均収益の計算を開始', __METHOD__);
`__METHOD__` という定数は、それが出現する場所のメソッド名 (完全修飾のクラス名が前置されます) として評価されます。
例えば、上記のコードが `app\controllers\RevenueController::calculate` というメソッドの中で呼ばれている場合は、`__METHOD__``'app\controllers\RevenueController::calculate'` という文字列と同じになります。
> Info|情報: 上記で説明したメソッドは、実際には、[[yii\log\Logger|ロガーオブジェクト]] の [[yii\log\Logger::log()|log()]] メソッドへのショートカットです。
> Info: 上記で説明したメソッドは、実際には、[[yii\log\Logger|ロガーオブジェクト]] の [[yii\log\Logger::log()|log()]] メソッドへのショートカットです。
[[yii\log\Logger|ロガーオブジェクト]] は `Yii::getLogger()` という式でアクセス可能なシングルトンです。
ロガーオブジェクトは、十分な量のメッセージが記録されたとき、または、アプリケーションが終了するときに、[[yii\log\Dispatcher|メッセージディスパッチャ]] を呼んで、登録された [ログターゲット](#log-targets) に記録されたログメッセージを送信します。
@ -88,7 +88,7 @@ return [
];
```
> Note|注意: `log` コンポーネントは、ログメッセージをターゲットに即座に送付することが出来るように、[ブートストラップ](runtime-bootstrapping.md) 時にロードされなければなりません。
> Note: `log` コンポーネントは、ログメッセージをターゲットに即座に送付することが出来るように、[ブートストラップ](runtime-bootstrapping.md) 時にロードされなければなりません。
この理由により、上記の例で示されているように、`bootstrap` の配列に `log` をリストアップしています。
上記のコードでは、二つのログターゲットが [[yii\log\Dispatcher::targets]] プロパティに登録されています。
@ -149,7 +149,7 @@ Yii は下記のログターゲットをあらかじめ内蔵しています。
]
```
> Info|情報: HTTP 例外が [エラーハンドラ](runtime-handling-errors.md) によって捕捉されたときは、`yii\web\HttpException:ErrorCode` という書式のカテゴリ名でエラーメッセージがログに記録されます。
> Info: HTTP 例外が [エラーハンドラ](runtime-handling-errors.md) によって捕捉されたときは、`yii\web\HttpException:ErrorCode` という書式のカテゴリ名でエラーメッセージがログに記録されます。
例えば、[[yii\web\NotFoundHttpException]] は、`yii\web\HttpException:404` というカテゴリのエラーメッセージを発生させます。
@ -220,7 +220,7 @@ return [
上記のアプリケーションの構成は、[[yii\log\Dispatcher::traceLevel|traceLevel]] を `YII_DEBUG` が on のときは 3、`YII_DEBUG` が off のときは 0 に設定します。
これは、`YII_DEBUG` が on のときは、各ログメッセージに対して、ログメッセージが記録されたときのコールスタックを最大 3 レベルまで追加し、`YII_DEBUG` が 0 のときはコールスタックを含めない、ということを意味します。
> Info|情報: コールスタック情報の取得は軽微な処理ではありません。従って、この機能は開発時またはアプリケーションをデバッグするときに限って使用するべきです。
> Info: コールスタック情報の取得は軽微な処理ではありません。従って、この機能は開発時またはアプリケーションをデバッグするときに限って使用するべきです。
### メッセージの吐き出しとエクスポート <span id="flushing-exporting"></span>
@ -242,7 +242,7 @@ return [
];
```
> Info|情報: メッセージの吐き出しは、アプリケーションの終了時にも実行されます。これによって、ログターゲットが完全なログメッセージを受け取ることが保証されます。
> Info: メッセージの吐き出しは、アプリケーションの終了時にも実行されます。これによって、ログターゲットが完全なログメッセージを受け取ることが保証されます。
[[yii\log\Logger|ロガーオブジェクト]] が [ログターゲット](#log-targets) にログメッセージを吐き出しても、ログメッセージはただちにはエクスポートされません。
そうではなく、ログターゲットが一定数のフィルタされたメッセージを蓄積して初めて、メッセージのエクスポートが発生します。
@ -276,7 +276,7 @@ return [
];
```
> Note|注意: 頻繁なメッセージの吐き出しとエクスポートはアプリケーションのパフォーマンスを低下させます。
> Note: 頻繁なメッセージの吐き出しとエクスポートはアプリケーションのパフォーマンスを低下させます。
### ログターゲットの 有効/無効 を切り替える <span id="toggling-log-targets"></span>